
十数年ぶり、もしかすると二十数年ぶりかもしれない。ライブに行ってきた。新進気鋭のバンド、The Tiger のワンマン、場所は難波メレ。 どうしてそんなあやふやな何年振りなのか。ライブに行くのは普通のことで、「これが最後にしばらくライブには行かないだろう、きっと二十年はライブに行けない」などと思いながら行ってないからだ。 懐かしかったけど、そんなに懐かしいって 感じでもなく、どっちやねんという感じだが、こういう感じわかる人にはわかるだろう。
The Tiger 不思議なバンドで、若いのに聴衆はおじさんが多かった。団塊ジュニアがやはり人口の山を担ってるからか、中年中心時代とはまさにこれかと感じた。私もまた紛れもなくそこにいるんだけど。
終わったら1時間半、まったくだれることなく突っ走っていった4人。一体何曲やったのだろう?思いつく限りの曲をやってくれた。
だいたいからして、ボガンボスなのだ。彼らが活躍していた時代、その時代に若者だった人たちがThe Tiger に夢中になるのはおかしくない。そして、そうなると聴衆の多くがその世代となる。もちろん、それだけでは語れないものがあるのは間違いないけど。
若いバンドに多く見られる、ある種の切なさや幻想的なイメージとか、そういうものとは無縁なのが、The Tigerの魅力だ。がっちりと土に足をつけて鳴らす感じがとてもいい。中年世代のハートを狙い撃ちにするかのような「働き者の歌」での大合唱を思い出す。